いちご栽培,いちご育苗,微生物,高橋種苗店,いちご栽培設備

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いちご栽培設備

いちごの栽培設備

いちごの栽培設備

 当社は、昭和50年代後半に夜冷育苗装置を利用した超促成栽培の技術を独自に開発しました。その技術を栃木県を中心にして普及に努めて以来、日立製作所との共同での炭酸ガス装置開発、吊り下げ型の育苗用ポットである割型ポットの開発等を通じて、30年間、栃木県のいちご生産の第一線に立って生産者の皆様ををサポートしてまいりました。このようないちご栽培のノウハウを生かして、長年いちご栽培を続けてこられた生産者の方から、これからいちごの栽培を始めたいと考えている方まで幅広い方々へ生産のサポートをして行きたいと考えております。

栽培設備の提案、設計、設置

 お客様のご要望に合わせて、ビニールハウスの設計、建設、修繕、外装から内装、暖房機冷凍機ベンチ等の設備の設置まで、全てオーダーメードでの設計施工が可能ですのでお気軽にご相談ください。補助事業工事もお任せください。  また、いちご栽培用だけではなく、お客様のニーズに合わせて、パイプハウスから大型ハウスやガラス温室まで様々なハウス、基本設備など、お客様の用途に適した仕様でお作りできます。

ハウス

いちごの栽培設備

通常のパイプハスから大型ハウス、ガラス温室まで幅広く対応いたします。いちご栽培用のハウスはもちろん、様々な作物に合わせて設計施工を承ります。 お見積もりはこちら ※より詳細なご相談やご注文をご希望のお客様は通常のお問い合わせフォームをご利用ください。

施工までの流れ

いちごの栽培設備

打ち合わせ(大きさ、規模、ドアの構造、サイドの仕様、屋根、内部設備などの紹介とお客様のご要望の確認)→現場確認→設計図作成、概算見積もり、最終打ち合わせ→見積書作成、契約→工事→お引き渡し

いちご用ハウスのタイプ

標準的ないちごハウスを紹介します。通常、いちご生産をする場合、育苗用のハウスと本圃用のハウスを別々に用意します。(育苗をせず定植用の苗を直接使う場合や、路地で育苗を行う場合は育苗用のハウスは必要ありません)

いちご本圃用ハウス いちご本圃用ハウス
モデル1 いちご本圃用ハウス
素材 パイプハウス
大きさ 間口6m 奥行き50m(90坪)
ドア 引き戸
開口部 サイドと妻側の換気
その他設備 換気部分に鳥よけのネット
備考 下の写真は、地床に定植した様子です。90坪 では約2700株定植します
いちごの栽培設備
モデル2 自家用いちごハウス(家庭菜園向け)
素材 パイプハウス
大きさ 間口3.6m  奥行き9m(10坪)
棟の高さ 約3m(間口によって高さが変わります)
ドア 幅90cm高さ180cm 片開きの開き戸
開口部 サイドと妻側の換気
その他設備 換気部分に鳥よけのネット

こちらで紹介していますハウスは一例です。素材、大きさ、連棟などお好みに合わせて自由に設計できます。
その他にも様々な設備がございます。お客様のニーズに合わせて設計施工を承ります。

ハウス内設備(育苗用)

 いちご栽培では、育苗で親株から株を増やします。本圃で植える苗を、育苗時にたくさん増やすと共に、育苗時にしっかりとした苗を育てることは、収穫期の実のなり方にも影響を及ぼすのでとても重要です。

ここではいちごの育苗ハウス内の設備をご紹介します。

遮光ネット

写真の説明

遮光ネットは本圃でも利用できますが、育苗のハウスでの使用は5月頃から夏場にかけての時期になります。暑くなりすぎるのはいちごにとってよくないので遮光ネットで暑さを防いでください。

黒の遮光ネット、シルバーの遮光ネット、しろしろの遮光ネット 等からお選びできます)
※写真は本圃での利用の様子です

親株用自動制御装置

親株用自動制御装置 親株用自動制御装置

親株に自動制御で灌水や液肥を注入する装置です。 潅水のみを自動制御にして、置き肥にする方法もオススメです。

割型ポット、空中育苗

割型ポット、空中育苗

空中育苗とは、棚の上に置いた親株から出たランナーを、棚の側面のネットや金網上で採苗していく、当社開発のシステムです。空中育苗に欠かせないのが、ランナーから苗を取るための、吊り下げ式ポットである「割型ポット」です。割型ポットの詳しい説明はこちら

利点:棚の側面にぶら下げながら育苗ができるので、従来の平面育苗に比べ、狭い面積で確実に大量生産できます。 太郎苗も利用できます。 ランナーを切らずに栽培できるので成長途中で枯れてしまうことが少ないです。

育苗棚・装置

育苗棚・装置

育苗棚には従来型の受けポットタイプもございます。

ハウス内設備(本圃用)

いちごの本圃に必要な設備です。

遮光ネット

写真の説明

4月下旬から5月いっぱいの強い光線によって起こる、いちごの過熟の防止に利用します。(この時期、いちごが過熟すると実が黒くなってしまうので注意しましょう)。

内張りカーテン

写真

暖房効率を良くするために利用します。気温によって自動で開閉する制御装置をつける事もできます。

ベンチ栽培

写真

高い位置で栽培できるので、かがむことなく、腰が疲れず楽に栽培できます。高橋式ベンチの詳細はこちら

暖房設備等

写真

いちごの収穫期は厳寒期に重なります。5度以下に温度が下がると花が枯れしまうので、冬の間はハウスの中が冷えすぎないように暖房装置を設置しましょう。また、いちごの根は地温15度以下になると動かなくなるので、地温を一定以上に保つことも重要です。

ハウス内温度管理

暖房機

写真

暖房機で、冬の間のハウス内の温度を保ちます。様々な種類があります。

ウォーターカーテン

写真の説明

ハウスを包むように水を噴霧することで夜間のハウス内温度を暖かく保ちます。水が豊富な地域であれば燃料代の節約になるのでおすすめです。

地温管理

温湯

写真の説明

温湯の管を地中に入れて循環させることで冬の時期の夜間の地温を調節することができます。いちごの根は地温15度以下になると動かなくなるので、地温を一定以上に保つことは重要です。温湯なのでボイラーを切った後もしばらく余熱で地温を保つことができます。燃料は重油を利用します。

電熱線

電熱線

温湯の代わりに、小規模栽培では電熱線をお勧めします。ランニングコストがボイラーよりかからないので燃料代を節約できます。

炭酸ガス発生装置

炭酸ガス発生装置

炭酸ガスをハウス内に充満させることで、同化作用中の株により多くの炭酸ガス(二酸化炭素)を供給することができます。それにより、いちごがより多くの栄養を蓄えることができ、甘みが増した上物のいちごが獲れるようになります。

高橋種苗店の
ビニールハウス参考お見積もりはこちら
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